教育学部 2023.07.05
【授業紹介】保育者論(2年生)
今回は、2年生の授業「保育者論」(担当:小川圭子教授)について紹介します。
人間形成の基礎を培う重要な時期の子どもたちとかかわる保育者の役割は、極めて重要です。
そのため、保育者は専門的な知識や技術を身につけておく必要があります。
さらに近年は、保育者に対するニーズは年々高まり多様化しています。
それに応えるためにも、保育者は、その専門性を常に最新のものにしておくことが求められています。
今回の授業では、大阪信愛学院保育園に訪問し、「保育者はどのような仕事をしているのか」に視点をおき、給食の場面を観察しました。
副園長先生のお話を聞いています。
保育者の給食の準備を観察中です。
給食の援助の方法を観察しています。
振り返りのレポート作成
学生の感想
「給食の場面だけでも数多くの援助があることを学んだ」
「それぞれの給食の準備に意味があり、リスクを最小限にしていることを学んだ」
「アレルギー食の確認は、絶対に2人以上の保育者でしていた」
「子どもが食べている間は、子どもの食事のスピードや様子を把握して、「おいしい」などの声かけをして、コミュニケーションを大切にしていた」
「先生は子どもが一人でできることを大事にして、できないことはできるように援助していた」
「配膳の仕方(食器の位置やスプ-ンの置き方)に配慮していた」
「衛生面の配慮(給食用のエプロンを保育者はかけることや一つひとつにラップをかけている)がなされていた」
「食事をするときは、水分からとらせることで、誤飲を防げることを学んだ」
「子どもの発達の理解を深め、また、保育者がどのような援助をしているかを知る必要がある」
「自分から学ぼうと心がけ、ボランティア活動等で、自分に身につくように日々学んでいきたい」