教育学部 2022.11.09

【授業紹介】保育内容総論

幼児教育・保育の保育方法は、さまざまな方法で実践がされています。
大阪信愛学院幼稚園は、一般的な保育方法に加えて、「モンテッソーリ教育」について、理論的、実践的に学ぶことができる伝統のある幼稚園です。
学生は、大学で理論を学修後、幼稚園に出向き「モンテッソーリ教育」の保育活動を観察し理解を深めます。
今回、教育学部1回生の学生は、同じ敷地内にある徒歩1分の大阪信愛学院幼稚園に観察に出かけました。

【観察の振り返り】
(Aさん)大阪信愛学院幼稚園は、モンテッソーリ教育を取り入れており、「縦割り保育」で活動をしています。年上の子どもが年下の子どもと遊び、分からないことを教えている様子が観察できました。モンテッソーリ教育では「遊び」を「お仕事」と呼び、全員で一緒の活動をするのではなく、一人ひとりの子どもがやりたいことを見つけ活動を選択していました。「子どもの今やりたいことを尊重」する思いを大切にしている保育であることを理解しました。

(Bさん)幼稚園に観察に行って、子どもたちはとても親しく話しかけてくれて驚きました。「縦割り保育」で年上の子どもたちが、年下の子どもに折り紙あそびを教えて、学びあっている活動はとても良いと思いました。特に、ビーズ遊びは、様々な色を選んで作っており、その創造力に驚かされました。「遊びからの学び」という環境が整っていて、特に、保育者の環境構成を学ぶことができました。

(Cさん)子どもたちは、とても話しかけやすく、楽しい時間を過せました。子ども同士で励ましあいながら活動をしているところから、モンテッソーリ教育の良さを改めて感じる機会となりました。初めての幼稚園訪問での観察で子どもたちとお話できるか不安でした。しかし、子どもたちと一緒に遊びの活動やお話をしていると、「いい先生になりたい」なあという強い気持ち生まれ、不思議なことに、勇気が湧いてきました。

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