基礎技術Ⅱでは、病院での実習に向けて様々な看護技術を演習します。これまでに感染管理や環境調整、活動・運動・休息、清潔、食事、排泄に関する援助、バイタルサインの測定などを行いました。

　今回は「創傷管理」の演習を行いました。講義や事前学習で学んだ創傷管理の知識をもとに、フィルムドレッシング材やガーゼとテープによるドレッシング法や包帯法の演習を実施しました。
　学生からは「フィルムを貼ったり、包帯を巻くのは簡単にできるものだと思っていたが、いざやってみると細かい注意点が多く、難しかった」「患者に痛みの少ない方法がわかった」など聞かれました。初めて手にするフィルムドレッシング材の性能に驚いたり、包帯の色々な巻き方に苦戦したりしながらも、技術と知識の修得に熱心に取り組んでいました。

　ひとつひとつの確実な看護技術が、患者の安全・安楽につながることを日々学んでいます。