看護学部 2022.08.02
【授業紹介】1年次:メンタルヘルス・アセスメント
メンタルヘルス・アセスメントは、精神障がい者にかかわる際の、その人の捉え方や考え方などを学ぶ1年次の科目です。資料や説明だけでは、対象となる人々をイメージすることが難しいこともあり、映画や動画などを視聴覚教材として、視聴することもあります。
今回は、1970年代に作られた「カッコーの巣の上で」という映画を視聴しました。これは、アメリカの精神病院を題材にしたもので、鉄格子や策に囲まれた精神病院の中で、絶対権限を持った婦長に抑えつけられていた患者たちが、入院してきた主人公が様々な手段で病院側に反抗しようとする姿に影響を受けて、本来持っていた心(自分の意志)を取り戻し、行動に移していくという映画です。
学生は精神病院の構造や患者・看護師の関係性、精神障がい者同士の人間模様などの視点に注目して視聴し、感想文を書くことで学びを確認し、理解を深めることが出来ました。