イベントレポート 2023.03.06
3月4日ー落語、漫才発表
先日もお伝えした通り、現在終業式前の特別時間割が進んでおります。
3月4日の土曜日は、総合学習で取り組んでいた日本文化の発表、
平たく言うと『お笑いの発表』が行われました。
奇しくもその夜にはR-1が開かれていたこの日、
信愛マリアンホールのステージではどんな笑いが生まれていたのでしょうか。
まず登壇したのは中学1年生
演題は『寿限無』
日本人なら一度は唱えたであろう(部分的に)
『寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の~』
という念仏のような長い文言(名前?)を
代表者たちはミスをすることなく、スラスラと暗唱しておりました。
この寿限無、全ての言葉に実は意味があり、
非常に徳の深い名前であるところも勉強すると興味深いですね。
まさかパイポパイポ~のくだりまで古代中国の歴史を振り返るものだったとは。
という感じですね。古典落語に早い段階で触れる機会が持てたのは素晴らしいことだと思いました。
2年生は『平林』なる演目に挑戦しました。
さすが2年生、という演技力を見せてくれた発表者もいて
場内から自然な笑いがこぼれていました。
日本語の持つリズミカルな韻を存分に楽しめる
時間となっていました。
最後に登壇したのは中学3年生。
創作漫才です。
さすがに全てがオリジナル、というのは難しく
プロのネタをオマージュしたものが多かったのですが、
どれも自分たちなりの個性を出したもので
会場を沸かせておりました。
圧巻だったのは、ある中3生が一人でスライドを駆使して行ったピンネタでした。
論客?として有名な『ひろゆき』さんの音声を用い
※『ひろゆきメーカー』なるアプリがあるようです。
およそひろゆき氏が語りそうもないバカバカしい内容を
ひろゆきさんらしく語らせることで現実との乖離性を表現した
秀逸なオリジナルネタで、見ていて非常に感心しましたし、
彼女が芸人だったとしても、一つのジャンルを生み出せたのではないかとさえ
感じさせてくれるようでした。いずれにせよ楽しい時間でした。
この後の特別時間もますます楽しみになってまいりました。
本日もお読みくださりありがとうございました。
いよいよ卒業式ウィークです。
次回は中3生の卒業準備の様子を中心にお届けいたします。