その他 2015.08.04
第5回:東北被災地訪問ボランティア活動
2015年7月18日~21日
東北被災地訪問ボランティア活動参加
12名の参加者が、出発を前にSr.柿山校長先生に
「行ってまいります」のあいさつ!
東日本大震災から4年が過ぎました。多くの犠牲者、大きな破壊の爪痕とたくさんの涙が残されました。最近は東北についてのニュースは少なくなっていますが、それは苦しみが終了したことを意味するものではありません。まだ助けを必要としている多くの人達がいます。
本校では10年スパンで東北被災地で何らかの手助けを必要としている方々を支援するボランティアプログラムを計画し実行しています。今回は5回目の訪問ボランティア活動となります。私たちには大きなことはできませんが、東北被災地の方々に寄り添い、苦しみを少しでも軽減することができればと思い、ささやかではありますが訪問ボランティア活動を続けています。
~大阪信愛女学院ボランティアチーム~
岩手県大船渡市大船渡町字地ノ森(じのもり):カリタスジパン大船渡ベース「地ノ森いこいの家」に宿泊し高校生12名と教員2名がボランティア活動に参加しました。
1日目の活動 … 午前 三陸海の盆会場整備(ガラス片やくぎなどを拾う作業)の
予定だったが、記録的豪雨のため、中止。ベースにて震災の
DVDを見たあと、大船渡ベース付近を見学。
午後 次の日の山岸団地近隣地域夏祭り交流会の準備
2日目の活動 … 午前・午後 山岸団地近隣地域夏祭り交流会(たこ焼き)
午後 末崎町の碁石海岸付近見学
3日目の活動 … 午前・午後 三陸海の盆会場整備
・テレビのニュースなどでは、福島以外の報道が少なく、状況がわからなかったが、復興がまだまだ進んでいなかった。(津波で損壊した建物が残っている、新しい建物はできずにそのままになっている、小学校の校庭に仮設住宅が建っているなど)
・大船渡の人たちは、私たちに笑顔で接してくれて、震災の話もしてくれた。前を向いて生活していることを感じた。
・街並み以上に東北の人たちの心にも大きな傷が残っている。継続してボランティアを行いたい。
活動1日目末崎地区五団地合同夏祭り 参加
大船渡にある5つの仮設住宅の方々、近隣の方々、以前に仮設に住んでいた人たちと一緒にお祭りに参加して、交流しました。
たこ焼きを作って提供したり、ダンスや歌を披露しました。
活動2日目
午前 以下の①~④のグループに分かれて活動を行いました。
①仮設住宅にて足湯と手もみ
②広場整備
③ベース清掃
④昼食と夕食作り
午後 陸前高田 大船渡 視察
ボランティア参加メンバーと
カリタスジャパン大船渡ベースのスタッフのみんさん
わたしたちが、学校や教会で捧げている祈り!
東日本大震災被災者のための祈り NO.Ⅱ
父である神よ、すべての人に限りない慈しみを注いでくださるあなたに、
希望と信頼を込めて祈ります。東日本大震災によって今もなお苦しい
生活を送り、原発事故によって不安な日々を過ごす人々の心を照らし、
希望を失うことがないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストが いつもともに
いてくださることを、わたしたちが あかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
(2014年2月18日 日本カトリック司教協議会認可)