特別活動 2024.12.12
待降節・主の降誕クリスマス!
主の降誕クリスマス: ♪闇に住む民は光を見た ダビドの町に生まれた幼子 すべての人を救う恵み すべての民に及ぶ喜び!神に栄光 人に平和 (ルカ2章11.14.17)(典礼聖歌集:降誕節の歌より)
光はクリスマスの象徴・光は闇を照らし、人に勇気と希望を与えます。この季節を迎えると信愛では、あちらこちらにイエスさまの誕生を知らせる掲示・馬小屋・光のアート:イルミネーション・クリスマスツリーが飾られます。
待降節 「キリストを待つ」
♪天よ露をしたたらせ、雲よ正義を降らせよ
台地よひらいて救い主を生み 正義の花を咲かせよ。
牧場に降りる露のように、地を潤す雨のように
王は来る 王は来る 民に平和をもたらすために.
♪主の道を備えよ、その小道を平らにせよ
すべての谷はうめられ、山と丘とは 皆ならされ
曲がりくねった道は真っすぐに でこぼこの道は
平らにされ 人はみな 神の救いをみる。
(典礼聖歌集:待降節の歌より)
待降節:イエス・キリストが誕生する前の4週間を「待降節」と呼びます。今年は12月1日(日)から待降節を迎えました。特にこの期間、祈りとともに生活を見直し、善行に励みながらイエス・キリストを迎える心の準備をいたします。
信愛では毎年クリスマスに向け、各校の園児・児童・生徒たちがそれぞれ教師と共に馬小屋を作り、本当の意味でのクリスマスについて考える機会を持つようにしています。
クリスマスの心!
★もしも、あなたが暗闇に沈んでいるなら、火をともしなさい。クリスマスは、「光」だから。
★もしも、あなたが悲しんでいるなら、喜びなさい。クリスマスは、「喜び」だから。
★もしも、あなたに敵がいるなら、和解しなさい。クリスマスは、「平和」だから。
★もしも、あなたの周囲に貧しい人がいるなら、助けなさい。クリスマスは、「贈り物」だから。
★もしも、あなたが心に恨みを抱いているなら、捨てなさい。クリスマスは、「愛」だから。
★もしも、あなたが絶望しているなら、キリストに目を向けなさい。クリスマスは、「希望」だから。 (ステファノ・デランジェラ著 ”人生の参考書”より抜粋)
クリスマスは信愛学院の原点です。
マリアにおいて幼子となられた神の愛に感謝しながら、クリスマスの喜びを分かち合いましょう!
クリスマスとは、約2千年前、今のヨルダン川西岸にあるベツレヘムという町で、イエス・キリストが生まれました。教会は4世紀から、12月25日をその誕生を祝う日としています。クリスマスとは「キリストのミサ」という意味の英語です。ミサはカトリック信者の礼拝、大切な”祭り”です。国によってイタリア語の「ナターレ」(誕生)、ドイツ語の「ヴァイナハテン」(聖夜)のような呼び方もあります。
イエスの降誕は新約聖書の中のルカによる福音書とマタイによる福音書に書かれています。それらによるとヨセフのいいなずけマリアが聖霊によって子を宿します。子どもは二人の旅の途中で生まれ、宿がなかったため飼い葉おけに寝かされたとあります。東方から占星術の学者たちが星に導かれ、またこの地方の羊飼いたちは天使たちのお告げを受けて、幼いイエスを拝みに来ました。
神は「その独り子をお与えになったほどに世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで永遠の命を得るためである。( ヨハネ3章16節)
クリスマスのメッセージ!
クリスマス、それは平和です。なぜなら、全世界の人々に平和をもたらすために神が御独り子イエス・キリストをこの世に送ってくださったからです。イエスは平和の使徒としてこの世にお入りになりました。この平和はイエスの生涯の最初と最後にとても深い意味がありました。ベトレヘムでイエスがお生まれになった時、天使の群勢が現れ”いと高きところには神に栄光、地には善意の人々に平和”と神を賛美したのです。そして、33年後、イエスが復活された時、弟子たちに現れ”あなたたちに平安、父が私をこの世にお送りになったように私もあなたたちを送る”とおっしゃったのです。・・イエスの誕生は神秘的な使命を私たちに与えています。
学院本館の中央に掲示されたクリスマス物語!