2023年3月10日 卒業練成会が行われました。卒業を前に例年実施される中学生の「卒業練成会」は、ショファイユの幼きイエズス修道会仁川本部修道院・アンティエの家で実施されますが、今年もコロナ禍のため信愛学院で行われました。練成会は「信愛教育を振り返り、自己の成長と中学校生活で得たものを確かめ、新しい人生の出発である高校生活に向けての決意を固める」目的で進められました。
講師にお迎えしたカトリック仁川教会主任：和越 敏神父様の示唆に富んだ講話を通して練成会の目標について考え、味わい、高校生活に向けての決意を固めることが出来ました。また、聖書のお話をとおして、いのちの尊さ、大切さ、生きる意味とその目的について静かに考えることが出来ました。

宮本 修三校長先生開会のあいさつ：練成会をとおして、信愛教育を振り返り、自己の成長と中学校生活で得たものを確かめ、新しい人生の出発である高校生活に向けての決意を固めることができるよう頑張ってください・・・と、励ましの言葉をいただきました。

自分史：これまで多くの方々から「受けた愛」について、また多くの方々に「与えた愛」について振り返り、心込めて書きだしてみました。静かに振り返り一つ一つの出来事を思い出し、感謝と喜びを新たにしました。
家族への手紙カード作成：卒業を前に家族に伝えたい感謝と喜びなど・・・素直な気持ちを書いたカードを作成しました。完成したカードは、感謝ミサ時に奉献しその後郵送されました。

カトリック仁川教会主任 和越 敏神父様による講話！生徒たちは最初は少し緊張気味でしたが、だんだんほぐされ、温かさ、やさしさが伝わり、お話に引き込まれていきました。

質問←→応答形式もあり、楽しみながら学び、味わい、自己の振り返り、励まし、勇気などいただくことができました。何事にも自身をもって行動するように！ 一人ひとりは、かけがえのない大切な存在であることも確認することができました。

VUCA時代についてのお話：➀変動性　②不確実性　③複雑性　④皧昩性。予測困難な時代に必要な４つのスキル！取り残されないための4つのスキルのお話しは、とても興味深く印象的でした。

”若さ”を保つことの大切さについて、人間的な”若さ”だけを意味するのではなく同時に、和解・話会も大切であることを強調されました。

講和の中で問いかけや、質問などもあり個々の考えを発表する機会にも恵まれました。

和越 敏神父様司式による、卒業感謝ミサ・メダイ授与式！ミサのなかでは聖書、講話に耳を傾け、聖歌をうたい、共同祈願を捧げました。

静かに祈り、聖書に耳を傾け、聖歌をうたう卒業生の美しい姿！

代表者による共同祈願：クラスメイト、ご両親やご家族、先生方や神父様のため、学院への感謝など祈りの花束として捧げられました。”主よ私たちの祈りを聞き入れてください”と唱和！

神父様は、ごミサの講話においても、一人ひとりに語り掛けるように、皆さんはオンリーワン！です。何事にも自信をもって取り組み頑張っていきましょう。神様は一人ひとりをかけがえのない存在として大切に守ってくださいます。元気で高校生活をスタート致しましょう・・・。と話され講話を締めくくられました。

卒業を目前に控え、これまでの感謝と喜びなど・・・、家族に伝えたい気持ちを書いたカードを作成しました。完成したカード（お手紙）は練成会ミサ時に奉献し、その後郵送されました

ミサの中でメダイ授与式が行われました。神父様から一人ひとり祝福をいただき、マリア様のメダイをかけていただきました。

記念写真撮影後、神父様と少しお話する機会があり楽しいひと時を過ごすことができました。

和越 敏神父様、ご指導、素晴らしい講話をありがとうございました。神父様のご健康とお仕事の上に神様の豊かなお恵みが注がれますようお祈り申し上げます。また、お会いできる時を楽しみにしております。お元気で！